PRODUCTS

ハマハイウェイジョイント

特徴

ジョイント表面が伸縮ゴム部と側板の一体構造であり、側板に使用される鋼材が溶接構造のない一体成形品のため、耐久性に優れています。

製品幅を小さくすることにより走行性が良好になり、また通過車輌への衝撃・騒音を低減できる構造になっています。

製品が軽量化され、また施工時に型枠やかぶせ鉄筋が不要な構造のため短時間の施工が可能となりました。

伸縮ゴム部は側板との一体加硫により止水が確保され、また製品間の接続も伸縮ゴム部を凹凸構造とすることで止水性を向上させました。

橋軸方向・橋軸直角方向・上下方法などあらゆる方向へ追従できる構造です。

橋梁の免震・分散設計を考慮し、常時設計伸縮量最大200mm （±100mm）、最大床版遊間（最低温度時）600mmまで対応が可能です。

ジョイント表面は端部に鋼材・中間部にゴムを使用しています。中間部で受けた通過車両の荷重は、荷重支持板・積層ゴムを介し、効率よく床版へと伝達します。また、表面ゴム部に横浜ゴムが開発した新型コンバウンドを採用し、耐摩耗性を向上しています。

タイヤ設計技術を応用し、ジョイント表面には安全性・排水性を考慮した排水パターン溝を不等ピッチに配置し、また、表面伸縮機構にも不等ピッチパターンを採用しました。YS II型は、不等ピッチパターン採用により、伸縮溝にタイヤが接することで発生する空洞共鳴音を極力低減させた設計になっています。

伸縮ゴム部は側壁（鋼材）と加硫接続されており、止水性に優れています。また製品接合部もゴム部を工場にて加硫接続することで止水性を確保しました。

伸縮ゴム内部には黄色系インジケーターゴムが配置され、製品の交換時期を目視にて確認できます。（特許出願中）

施工においては型枠を必要としません。また、箱抜き深さも浅くできます。製品は工場製作時に幅員分を溶接加工して出荷します。