従来型と徹底比較!臭いとVOCを解決する次世代の常温合材「オレンジパッチ」を紹介
「常温合材」は、道路のアスファルトが部分的に損壊した際、大規模な工事を行わずにピンポイントで補修できる材料です。
袋詰めで保管・運搬でき、軽微な損傷から中規模の補修まで幅広く使用されています。
しかし、従来型の常温合材には、さまざまな課題が存在していました。
この記事では、その課題を根本から解決した次世代の常温合材「オレンジパッチ」について、従来型との徹底比較を交えながら、
・特徴
・施工手順
・施工事例
について詳しく解説します。
最後には、販売元や施工前の相談先の情報もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
従来型の常温合材が抱える2つの深刻な課題

長年にわたって現場で使われてきた従来型の常温合材ですが、施工の現場では
1.臭い
2.VOC
2つの深刻な課題が指摘されてきました。
施工品質や利便性とは別の次元で、
・作業者の健康
・周辺環境への影響
が問題視されているのが現状です。
課題1. アスファルト補修材特有の不快な臭い
従来型の常温合材は、施工時に強烈な不快臭が発生します。
臭いの原因は、材料に配合されているVOC(揮発性有害物質)です。
施工後、溶剤が固化の過程で揮発する際に独特の刺激臭を放ち、作業者だけでなく、施工箇所の周辺住民や通行人にも悪影響を与えます。
交通量の多い市街地や住宅街での補修工事では、この臭いへのクレームが後を絶ちません。
課題2. VOCによる環境・人体への悪影響
従来型の常温合材に含まれるVOC(揮発性有害物質)は、主にトルエン・ディーゼル・ベンゼンといった物質で構成されており、
・環境
・人体
に対して深刻な影響を及ぼします。
施工後に大気・土壌中へ拡散したVOCは、
・光化学スモッグ
・浮遊微粒子状物質(SPM)
の原因になるほか、地下水や土壌を汚染します。
さらに、発生した微粒子が呼吸器などに沈着することによる人体への悪影響も軽視できません。
SDGsが建設業界にも強く求められる現代において、VOCを含む材料は、環境負荷の観点からも社会的なリスクです。
課題を解決する常温・全天候型道路舗装材「オレンジパッチ」

従来型の課題をすべて解決した次世代の常温合材が「オレンジパッチ」です。
揮発性有機溶剤の代わりに柑橘系果皮オイル(シトラス)を採用し、VOCゼロを実現。
・臭いの問題
・環境負荷
・施工性の悪さ
を一挙に解消した、人と地球に優しい画期的な補修材です。
国土交通省NETIS登録が示す信頼性と実績
オレンジパッチは、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS(登録番号:QS-120034-A)」に登録されています。
NETISとは国土交通省が管理する新技術の登録・評価システムです。
技術的な信頼性が公的に確認されたことを示します。
公共工事での採用実績もあり、「本当に使えるのか」と不安を持つ担当者も、安心して導入を検討できる製品です。
【従来型と徹底比較】オレンジパッチの5つの強み

オレンジパッチが従来型と大きく異なる点は、主に以下のとおりです。

強み1.不快な臭いが限りなくゼロ
施工時の不快な臭いが限りなくゼロです。
従来型で臭気の原因となっていたVOC(揮発性有機溶剤)を、柑橘系果皮オイル(シトラス)に代替したため、揮発時の刺激臭が発生しません。
作業者も周辺の方も快適な環境で工事を進められます。
強み2.VOCゼロの高い安全性
VOCを一切使用しないため、
・土壌汚染
・大気汚染
・人体への悪影響
といったリスクを根本から排除できます。
柑橘系果皮オイルは揮発性有害物質を含まず、土壌や地下水への浸透・汚染が起きません。
強み3.下準備が一切不要
従来型では必須だった
・プライムコート
・タックコート
などのアスファルト乳剤を用いた下準備が、オレンジパッチでは一切不要です。
強み4.全天候性に優れた施工性
また、VOCを使用しないため雨天時の流出リスクがなく、雨の中や水たまりがある状況でも安心して施工できます。
手順がシンプルかつ明快で、補修後は直ちに車両通行を開放可能です。
交通規制の時間も最小限に抑えられます。
強み5.転圧を重ねるほど増す硬化強度
オレンジパッチに配合された反剥離材は、通過車両の転圧によって強固に硬化する仕組みです。
施工直後から車両が通行可能で、通行量が多いほど補修箇所の強度が増していきます。
長期にわたって性能が維持・向上する常温合材です。
【オレンジパッチの施工手順】6ステップで即開放可能

オレンジパッチの施工は、以下の6ステップで完結します。
1.補修箇所を確認する
2.補修前に清掃する
3.オレンジパッチを充填する
4.オレンジパッチを均す
5.転圧で強度を増強する
6.完了
補修後は直ちに車両通行を再開できる手軽さも、現場から高く評価されているポイントです。
ステップ1. 補修箇所を確認する
補修が必要な箇所の範囲・深さ・状態を事前に把握します。
損傷の程度を正確に確認して、必要な材料量を適切に見積もります。
ステップ2. 補修前に清掃する
補修箇所の
・ゴミ
・砂
・不純物
を入念に除去します。
不純物がオレンジパッチに混入すると強度低下につながるため、丁寧に行う必要があります。
ステップ3. オレンジパッチを充填する
清掃が完了した補修箇所に、オレンジパッチを充填します。
スコップや車両による圧縮で沈み込むため、少し多めに充填します。
ステップ4. オレンジパッチを均す
スコップを使って全体に広げ、少し余盛りして平らに整えます。
後の転圧による圧縮を見越して、周囲の路面よりわずかに高くなるよう意識すると仕上がりがきれいになります。
ステップ5. 転圧で強度を増強する
均した後すぐに車両の通行を再開できます。
仕上げとして施工直後に車両を数往復させると、より早期に安定した強度が得られます。
ステップ6. 完了
転圧による定着を確認したら補修完了です。
オレンジパッチの施工事例

オレンジパッチはその高い汎用性から、さまざまな現場で活用されています。
「サン・ロード株式会社」ではすでに以下の豊富な施工実績があります。
・橋梁ジョイント部の段差修正
・オーバーレイ
・マンホールの段差修正
・駐車場の補修
・踏切の段差修正
・サイトパッチによる歩行路色付け補修
・ゴルフ場のカート道の補修
幅広い用途に対応可能です。
施工後3〜5年が経過した現場でも良好な状態を維持しており、耐久性の高さも実証されています。
「オレンジパッチ」の導入・相談はサン・ロードへ

「オレンジパッチ」は「サン・ロード株式会社」が取り扱う製品です。
すでに豊富な施工実績を持ち、
・実際の使用感はどうか
・この現場で施工できるか
・コストはどのくらいかかるか
など、現場目線での相談に対応しています。
製品の詳細な仕様は「カタログ」でご確認いただけるほか、「お問い合わせ」からご相談も可能です。
まとめ
本記事では、次世代の常温合材「オレンジパッチ」について、従来型との比較を中心に解説しました。
従来型の常温合材が抱えてきた
・強烈な臭い
・VOCによる環境・人体への悪影響
といった課題を、柑橘系果皮オイルの採用によって解決しています。
SDGsへの対応が建設業界全体に求められる今、オレンジパッチは時代のニーズに合致した常温合材です。
購入・導入のご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
