サン・ロード株式会社

Tn-p工法(トンネル裏込補修用ウレタン注入工法)とは?老朽化対策の技術を紹介!

トンネル覆工背面の空洞や剥離を放置すると構造劣化が進み、災害や崩落のリスクが高まります。
とくに山間部や供用から長期間が経過したトンネルでは、

・漏水
・コンクリートの剥落

が生じやすくなり、利用者の安全を脅かす深刻な問題となるケースもあります。

適切な補修技術を選べば、短期間で空洞を充填し、構造の安全性を回復可能です。

この記事では、トンネル覆工背面の空洞補修に有効な「Tn-p工法(トンネル裏込補修用ウレタン注入工法)」について、

・仕組み
・メリット
・施工手順

を解説します。
あわせて、山口県で唯一のTn-p工法会員企業である専門業者もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Tn-p工法(トンネル裏込補修用ウレタン注入工法)とは?

Tn-p工法(トンネル裏込補修用ウレタン注入工法)は、ウレタン発泡材を用いて覆工背面の裏込空洞を補修する技術です。

アキレスエアロン-Rを注入・発泡させて隙間を密実に充填してトンネル覆工背面の空洞を効果的に補修します。

従来の工法では、大規模な設備や長期間の工事が必要でした。
一方、Tn-p工法は速硬化するウレタン発泡材の特性を活かし、

・短期間
・低負担

で確実な補修を実現可能です。
発泡反応が約1分で完了するため、材料の漏出や作業の遅れを抑えられます。

また、資機材は4tトラック1台で搬入でき、狭いトンネルでも施工可能です。
夜間の補修にも対応できます。

Tn-p工法の4つのメリット

Tn-p工法の導入によって、トンネル管理にもたらされるメリットを解説します。

1.優れた施工性
2.軽量性と構造負担の少なさ
3.経済性・コスト効率
4.環境対応性

1. 優れた施工性

狭い場所でも施工しやすく、短時間で施工できる点がメリットです。
発泡反応が約1分で完了し、

・漏出
・作業遅延

を抑制できます。
4tトラック1台で資機材を完結でき、狭いトンネルでも施工可能です。

夜間補修にも対応できます。
施工設備がコンパクトなため、

・交通規制
・作業スペースの制約

が厳しい現場でも柔軟に対応でき、管理コスト削減につながります。

2. 軽量性と構造負担の少なさ

トンネル覆工に余分な荷重を与えにくい点もメリットです。
発泡後の密度は約30kg/m³で超軽量であり、充填後も膨張・収縮がほぼゼロで安定しています。

老朽化したトンネル構造に負担をかけず、長期的な安全性を確保できるため、耐久性と構造安全性の両面で優れています。

3. 経済性・コスト効率

資機材のコストと施工費を抑えられる経済的なメリットがあります。
高倍率発泡により材料使用量が少なく、輸送コストも削減できます。

液状の搬入(ドラム缶)で輸送効率が高いため、遠隔地のトンネルでもコストを抑えた施工が可能です。

予算に制約のある地方自治体のトンネル管理においても、導入しやすい工法です。

4. 環境対応性

作業者や環境への負担が少ない工法として評価されています。

アキレスエアロン-Rにはノンフロンタイプが用意されており、環境負荷の低減に配慮した発泡剤が採用されています。

地球温暖化対策や環境配慮を重視した材料として評価されており、

・CSR
・SDGs

を意識したインフラ維持管理にも適した工法です。

環境規制が厳しくなる中、環境負荷の低い補修工法の選択は、地域住民への配慮にもつながります。

Tn-p工法の施工手順5ステップ

Tn-p工法は、5つの手順で安全かつ確実に充填を行います。
各工程で発泡状況の確認や圧力管理を行い、空洞全体を確実に充填して品質を確保します。

1.マーキング
2.削孔工
3.管設置工
4.注入工
5.目詰工

1. マーキング

まずは注入孔の位置を正確に特定するために、注入孔の位置にマーキングします。

2. 削孔工

マーキングした箇所に注入孔を開けます

充填後の均一性を確保するためには位置管理が重要であり、1.5〜3.0mピッチで削孔し、確認孔も適宜配置します。

3. 管設置工

注入管とプレートをしっかり固定します。

・隙間
・漏れ

を防いで発泡材を安定して注入し、コーキングにより気密を保持して注入不良を防止します。
丁寧な下準備が品質を支える重要な工程です。

4. 注入工

ウレタン原液を発泡混合し、空洞へ注入します。

発泡による膨張で背面空洞を密封し、圧力を管理しながら計画量どおりに充填します。

5. 目詰工

充填完了後、目詰め・品質試験で仕上げます。
密度や圧縮強度を現地で確認し、品質を保証します。

密度・圧縮試験を行ったうえで、プレートプラグを留め付けたら完工です。

Tn-p工法によるトンネル老朽化対策ならサン・ロードにお任せ!

サン・ロード株式会社」は、山口県内でTn-p工法に対応できる会員企業の一社として、確かな技術を提供しています。

発泡ウレタン空洞注入協会所属の専門企業として、定期講習や施工実績を重ね、

・講習会の開催
・NETIS技術の活用
・最新機材の導入

により、精密な施工体制を整えています。

トンネルの補修工事でお悩みの方は、まずは「商品カタログ」をご覧いただくか、「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。

Tn-p工法の事例・講習実施の紹介

上画像は、Tn-p工法の施行中の様子です。
空洞に発泡混合したウレタン原液を注入しています。

また、サン・ロードは、技術力強化に向けた継続的な取り組みを実施。
施工品質を維持するために、講習や現場実技を通じた技術共有を徹底しています。

2025年7月には山口県で技術講習会を開催し、22名が実地トレーニングに参加しました。

出典:技術講習会を開催しました。|発泡ウレタン空洞注入協会(Tn-p工法)

まとめ

Tn-p工法は、老朽化対策と安全確保を両立する工法です。

・長寿命化
・低コスト化
・環境対応

を実現し、老朽化が進む地方のトンネルでも、短期施工と長期安定の両立が可能です。

トンネル覆工背面の空洞補修でお悩みの施設管理者、工事担当者の方は、まずはお気軽にサン・ロードへ「お問い合わせ」よりご相談ください。
山口県で唯一のTn-p工法会員企業として、確かな技術力と豊富な実績で、ご対応します。